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犬を連れて渡米するときに事前に知っておきたいこと

ペットを飼っている場合、駐在が決まった場合に「どうしたらいいか?」と悩むことの一つだと思います。我が家も2歳の愛犬がおり、一緒に赴任先となるアメリカに連れていきました。今日はその時の手続きなどをご紹介いたします。

犬をアメリカに連れて行くために

飛行機に乗せる

犬を連れて行く場合、預け入れ荷物として、もしくは機内持ち込み荷物として犬を乗せることができます。ただし、機内持ち込みは米系の航空会社のみが受け入れており、小型犬に限られます。また、鼻が短い犬種(パグやフレンチブルなど)は基本的には飛行機に乗ることはできませんので、利用したい航空会社に問い合わせましょう。

預け入れる場合のケージですが、IATA基準をクリアしているものでなければなりません。購入する際は「IATA基準クリア ケージ」等で検索すると簡単に見つけることが出来ます。検疫の関係上、食べ物を入れることは出来ませんが、水は大丈夫です。ただし、外付けの水飲みは使えませんので、内側に取り付ける容器を探しましょう。ただ、排泄もできない環境ですので、逆に水がないほうが良いという獣医さんもいらっしゃいますので、かかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします。

日本の出国条件と、アメリカの入国条件

まずは動物検疫所のWebで、ペットの輸出入の流れや条件をチェックしてください。狂犬病と混合ワクチンを毎年受けていれば、問題ないはずです。

日本の出国条件

日本出国時に必要なのは、事前のオンラインでの申請と、獣医師の健康診断証明書です。また、まだマイクロチップを装着していなければISO基準のものを必ず装着してください。また狂犬病と混合ワクチンを毎年受けていても、渡米前には必ず狂犬病抗体検査を受けなければなりません。この検査には最低でも2週間を要しますので、予め余裕を持って準備を行ってください。

アメリカの入国条件

面倒なことに国と州の両方を確認しなければなりません。国の条件は、アメリカ大使館に直接問い合わせてみましょう。私の渡米時は、輸出検疫証明書を、狂犬病ワクチン接種証明書があることが条件でしたが、こちらは変更の可能性もありますので、必ず随時問い合わせてください。
続いて州の条件ですが、アメリカ合衆国農務省のページで確認できます。当時カリフォルニア州は、国と条件と変わりありませんでした。ただ、気をつけていただきたいのが、飼育条件です。入国条件には避妊、去勢がなくとも、州や市によって飼育条件がある場合がありますので、自治体のWebなどでそこも合わせてご確認ください。

日本の入国条件

ISO基準のマイクロチップを装着していること。それから狂犬病の抗体価検査というものがあります。これは手続き上半年以上かかるものなので、急に帰国になる事態も想定し、日本で済ませて行くことをお勧めいたします。

渡米後の手続き

まず、アメリカに入国したらすぐに動物病院に予約を入れましょう。帰国準備を頼む獣医さんはUSDA認定医でなくてはならないという決まりがアメリカにはありますので、予約時点で認定医か確認してください。また、帰国手続きをお願いする病院にはISO基準のマイクロチップ読み取り機がある必要性がありますので、そちらもあわせてご確認ください。

帰国用の抗体価検査をして来なかった方はその手続きを、してきた方はアメリカでの犬の登録に必要な、避妊・去勢証明書と狂犬病予防接種証明書を発行してもらいます。その後、獣医に登録先を聞いてライセンス登録をしましょう。登録証がないと、罪になる場合があります。

帰国するときの手続き

日本帰国時の入国条件は、動物検疫所のペットの入国の項目で確認できます。日本の検疫所はかなり丁寧に対応してくれますので、獣医師と連携し自分で手続きをすることも可能ですし、心配であれば、手続きを代行している日系の獣医師やペットサービスを使うのも手でしょう。しかし、日本語が通じるというだけでかなり高額な費用を請求されることが多いようですのでお気をつけください。

混乱を避けるために詳細は動物検疫所のWebを参照していただきたいのですが、一点だけ注意です。出国前にUSDAに裏書きをもらわなければなりませんが、オフィスが近隣にない場合、最悪の場合は遠い都市まで出国前日までに出向かなければならないことがあるのです。ご自分の住む予定の状況を事前に調べておきましょう。

全く知らない異国の地での生活に、ペットはとても支えになります。スムーズに共に渡米、帰国できるようきちんと準備して臨みましょう。

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