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知っておきたい!ドイツの気まぐれな天候と上手に付合う方法

夏の旅行シーズンも近づいてきました。旅行先の天気はやはり気になるところ。
今日は、日本とは少し違うドイツの気まぐれ天気と気候についてお伝えします。
対策を十分にして、ドイツでの旅行や滞在を満喫してください。

ドイツの気まぐれな天気

ドイツの天気は一言でいうと、気まぐれ天気。理由は北欧と南欧の大きな気温の差によって生じる気流の向きの変化が原因と考えられています。特に4月は、北欧で雪が降っているときに南欧では気温が30度になるなど、気温の差が大きいので、天気がコロコロ変わることで有名です。

一日中雨という日はあまりなく、「雨が降ってはやみ、曇り、太陽が出て、また曇る」の繰り返しです。

あてにならない天気予報

ドイツの天気予報の特徴は、情報ソースが沢山あり、予報が各メディアによって異なることです。
ドイツ人が商品を購入するときに、よく参考にする商品テスト(Stiftung Warentest)という財団法人があります。この財団法人も10個のメディアによる天気予報を評価しています。また、数々のドイツ有力雑誌も、どのメディアの天気予報が一番信頼できるかについて度々記事にしています。

北ドイツのテレビラジオ放送局である北ドイツ放送の記事で、気象予報士は以下のように語っています。

3日間くらいまでの天気予報は信用していいが、それ以後の天気予報はあまり信用できない。理由は、4日後からの天気予報はコンピューター計算によるものだからだ。

対策

ドイツで天気予報をチェックする際に、どのメディアの予報を参考にするかが最初のステップになります。また、参考にするのは3日間程度の予報と考えるのがいいのかもしれません。

傘を持っていくかどうか悩むことが多いですが、当日の天気予報に曇が出ている場合は、傘を持っていくことをおすすめします。

月ごと、季節ごとの天気の特徴

ドイツも日本と同じく四季があり、天気と気候が大きく異なります。
ここでは、月ごと季節ごとの天気の特徴をご紹介します。

夏の日照時間

夏の日照時間はとても長く、日の出が5時前、日入りは21時頃(東京は日の出が4時半、日の入りは19時)です。日沈後も明るく、22時頃にやっと暗くなります。そのため、ドイツ各地で行われる夏の花火大会は、なんと22時以降に始まります。

夏に日照時間が長いことは、サマータイム制が大きく影響しています。サマータイムとは、明るい時間を有効利用することとエネルギー消費抑制を目的として、3月最終日曜日の深夜2時に時計の針を3時に合わせ、10月最終日曜日の深夜3時に時計の針を2時に合わせる制度です。

そんな夏の悩みの1つは、夜遅くまで明るいことで大人も子供も就寝時間が遅くなってしまうことです。

夏の対策

ドイツの有力新聞Sueddeutsche Zeitungの記事では、小児科医がインタビューで以下のように答えています。「子供も大人も、日照時間が長い夏は睡眠リズムが変わる。ムリに早い時間に就寝する必要はない。それでも、夜眠くなるように、日中によく運動することをおすすめする。」

冬の日照時間

逆に冬の日照時間は短く、日の出が7時半過ぎ、日の入りは16時前(東京は日の出が6時50分、日の入りは16時半)です。実際に暗くなるのは16時半以降です。

日照時間が短い冬は、眠気を感じることが多くなったり、どんよりとした寒い曇りの日が続いて太陽があまり出ないと、気分が沈むように感じることもあります。

冬の対策

そんなときに助けになるのが、クリスマスやカーニバルといった、ドイツの昔から伝わる伝統行事です。

そもそも、ドイツの有名なクリスマスの飾りは、19世紀初めにドイツの東部エルツ山地で始まりました。ここには鉱山が多くありました。ドイツの寒くて長い冬に、鉱山で働いていた鉱夫たちは、一日中太陽を見ることはありませんでした。そのため、疲れて家に帰ってきた鉱夫を温かく迎えるものとして、クリスマスの飾りが始まりました。ロウソクの灯りを見ると、温かな気持ちになります。

また、クリスマスという伝統行事に、家族や大切な人に贈り物を用意するために、頭と心と体を動かすことで気分がよくなります。

カーニバルも同様です。イエスキリストが十字架にかけられて3日後に復活したのを祝うのが復活祭です。復活祭の40日前から復活祭までの期間は祈りと節制の期間で、その期間に入る前日に仮装行列をして祝い、飲み、食べる日がカーニバルです。カーニバルの日付は毎年異なりますが、まだ温かくなる前の冬の日です。寒い冬の日、楽しい気分でお祭りに外に繰り出すのも気分転換になります。

朝晩の温度差

ドイツでは、朝晩の温度差が大きいのが特徴です。夏の暑い日でも、朝晩は涼しくなります。最高気温が30度を超える日も、朝晩は20度以下という日も少なくありません。

そのため、夏でも一枚はおれる長袖を外出の際に持っていかれることをおすすめします。

観光シーズン

ドイツの観光シーズンは、気候がいい4月~10月です。5月~6月は新緑が美しく、気候も安定している日が多いのでドイツ人にとっても旅行シーズンとなります。紅葉が素晴らしいのは10月です。ドイツ語でも10月は黄金の10月と呼ばれ、ドイツの美しい森が一斉に黄金色に染まります。

最近では、クリスマスマーケットが開かれる12月も観光シーズンとなっており、世界中から観光客が訪れます。大きな街ではクリスマス前の約1か月間、クリスマスマーケットが開かれます。

4月は観光シーズンですが、天気が変わりやすいので注意が必要です。4月は傘が手放せません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
サマータイムなどもあり、日本とは少し異なるドイツの天気と気候。季節ごとに様々な行事があり、訪れるたびに違った側面を見ることができます。今度のご旅行は是非ドイツにいかがでしょうか。

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