
2011年の夏に中国の重慶市に引っ越しました。実はこの年の初めまでは、中国への引っ越し荷物の中に食材を入れてもよかったのです。
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2011年の夏に中国の重慶市に引っ越しました。実はこの年の初めまでは、中国への引っ越し荷物の中に食材を入れてもよかったのです。
中国本土は広いので地方によって言葉、習慣、食べ物も違いますし、近年は裕福層も増えていますので、中国人と一括りにする前に付き合う方のバックグラウンドを理解しておく必要があります。 個人的な意見ですが上海は歴史的に国際都市として発展してきていますので外国人に対して寛容な雰囲気がありますが、他の大都市に行…
北京では、大気汚染の深刻な日は、隣のビルが霞んでしまい、異臭が漂うようなひどい状況の日もあります。ただ、日本の報道を見ていると、まるで北京は毎日曇っていて青空が見えず、マスクが手放せないかのように思ってしまいますが、実際はそうではありません。朝起きた時は汚染状況がひどくても、強い風が吹いたり雨が降ったりすると汚染物質が一掃され、その後数日は綺麗な晴天が続きます。
会社から辞令が入り、中国上海への赴任が決まりました。上海へは何度か出張ベースで行っていたので、住むこと自体は心配はしていなかったのですが、家族同伴で住むということに不安を覚えました。日本人学校などもあるということで家族同伴での赴任になりましたが、実際に住んでみての感想を書いてみます。
私の夫は建設の仕事で海外赴任が頻発にあり、中国の北京には妻子でついて行きました。日本で言うところの夫の会社の社宅に入寮してすぐのこと、右も左も経験不足の私たちの隣人が自宅のランチに招いてくれました。
私はエンジニア関係の仕事をしています。出世の近道という理由で北京に海外赴任していました。
海外赴任中に困ったのは大気汚染でした。私の知り合いが既に北京に海外赴任をしていたので、事前に噂には聞いていたのですが想像以上でした。まず、視界が悪いです。目で見てわかるぐらい空気が汚れており、まるで夜明けの濃い霧のようです。
私が夫の赴任先である北京で生活することで最も戦慄が走ったエピソードをお話します。突然夫が勤め先から北京への辞令を受け、子供を連れて帯同することになりました。夫は毎日仕事へ出かけて行くので、用事があれば私は一人で子供を連れて街へ外出しなければならないという状況でした。
北京での出来事には驚きの連続で多くの思い出があります。北京にいくと、とにかくおばさんにお世話をされることがあります。特に北京の街を歩いているときのことです。北京のおばさんは、見知らぬ他人の子供にも遠慮なく教育をしてきます。ベビーカーに乗っている他人の子供をあやしたり、母親に口出しをしてお説教をすることは日常茶飯事見られる光景です。