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日米子育ての違いと便利グッズ

国が変われば子育ても変わる。今回はアメリカに5年住んで、私が目の当たりにした子育ての違いと、私がアメリカで重宝した子育てグッズをご紹介します。

産後の流れと、赤ちゃんのケア

産後の流れは日米でガラッと変わります。日本では当たり前の母乳指導や保健師さんのフォローはなく、例えば、母乳マッサージを受けたければ個人で探してお願いしなければなりません。その反面乳児検診の回数は日本より多く、しっかりとドクターと話す時間もあります。予防接種に関しても、自分ではなくドクター側がスケジュールを決めて打っていってくれますので、忙しい子育ての合間を縫って予防接種のスケジュール管理の必要がなくとても楽です。

赤ちゃんの入浴に関しては、アメリカはそもそも湯船に浸かる習慣がありませんので、長ければ1年以上ベビーバスを使用します。そして一緒にシャワーを浴らびれる年齢になったとしても大人と一緒に裸になって入ることは、虐待とみなされてしまいます。お風呂はプライバシーが守られるべき場所、ということで、親は服を着たまま子供を世話する、というのが欧米のやり方です。日本だとよく父親が入浴係になっていたりすると思いますので、アメリカで生活する日本人は少し気をつけなければなりません。

また、ミルク(Formula)や離乳食もアメリカはとても合理的です。粉ミルクはただの水で作って飲ませて良いですし(一部メーカーはお湯を推奨)液体ミルクもあります。離乳食は摂取しやすいようにパウチに入ったものが売られていて、炭水化物やプロテイン、フルーツや野菜など様々な種類があり、離乳食作りに時間をかけるよりもその分子供と過ごすという合理的な考え方から、多くの人が市販品を利用します。

外遊びの環境と親のスタンス

アメリカには子供に配慮してプレイスペースと散歩スペースをきっちり分けていたり、床を柔らかくしてある公園が多数あり、また、屋内プレイスペースも日本より安く、より利用しやすい環境にあります。ただ、外遊びをさせやすい反面、日本人が気をつけたいのが、子供との距離です。アメリカ人はよちよち歩きの頃はもちろん、小学生くらいの子供でも基本的には親が近くについていて目を離しません。13歳以下の子供は監督していなければならない法律もありますし、もちろん日本より治安が悪いということもあってか、日本でよく見る、母親同士は話に夢中で子供は遠くで遊んでいる、という光景は目にしません。母親同士で話をしたい場合は、ある程度近くで、目線は子供に、定期的に声をかける、などの姿勢が必要です。でなければ育児放棄とみられても仕方がないのです。

アメリカの保育園、幼稚園

アメリカでは保育園はDay Care(0歳〜)幼稚園はKindergarten(5歳〜)こども園のように幼保一体のものがPre School(1歳〜)といいます。そのほとんどが私立で、日本のような自治体が入所を管理するような形ではなく、個人で申し込みます。保育料はピンキリですが、ロサンゼルスの都市部では平均2,000ドルほどと、かなりの高額です。会社の補助がないと駐在員には少し厳しいかもしれないですが、私立ですので安価なところはそれなりだと思って間違いありません。人気の園は入園待ちも多いですので、早めに見学を済ませ、申し込みましょう。日本のように点数制ではありませんので、いかに早く申し込むか、が希望の園に入れる上では大事です。

アメリカの子育てで役に立った便利グッズ

子育てで使用したものは、アメリカの方が良かったり、日本の方が良かったり様々でしたが、私が実際重宝したものをいくつかご紹介します。

アメリカ製品

・電動搾乳機・・・オバマケア導入後、ほとんどの保険でカバーされるようになりました。人気はMedela社のもの。
・離乳食パウチングパック・・・家庭で離乳食パウチが作れるパック。市販品は抵抗があってもその便利さは捨てがたい人におすすめ。
・Play Yard,Play Pen・・・ベビーベット兼、ベビーサークルにもなる優れもの。キャスター付きもあり、部屋間を移動できて便利です。
※日本で主流のベビーラックのようなものはアメリカでは安全上の問題から販売されていません。

日本製品

・哺乳瓶、ストローマグなど・・・飲料用品は、ゴムパッキンがないせいかアメリカのものは漏れやすいです。
・離乳食の調理セット・・・こし器などがついた小さくてコンパクトなものはアメリカでは見当たりませんでした。
・マザーバック・・・アメリカでは Diaper Bagといいますが、総じて重たく、高額です。軽くて防水仕様でオムツ変えシートもついている日本のものが使い勝手もいいですよ。

あげればキリがないというくらい、まだまだ違いがある日米の子育て。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、アメリカの良いところと日本の良いところをうまくマッチさせて、少しでも楽しく育児ができたらいいですね。

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