[海外赴任体験談]フランスの小学校の選び方

海外赴任先国 | フランス |
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海外赴任先都市 | パリ |
海外赴任時期 | 2012年6月から2015年7月 |
海外赴任開始時点の年齢・性別 | 37歳・女性 |
海外赴任者との関係 | 妻 |
これからフランスへの海外赴任に同行される方で、小学生のお子さんがいらっしゃる方が考えるべきポイントについてまとめましたので紹介します。
小学校選びの前に住む場所の確認を
まずは新しく住む家が前任者からそのまま引き継ぐのか、新たに自分で探す必要があるのかについて確認しましょう。なぜなら住む場所によっては、通学時間や通える学校等の制約がでてくるからです。
フランスの小学校の種類
フランスの小学校は、現地校、英語校(英語圏では現地校とイコールですが、それ以外の国では学費は高いですが、人気です)、日本人学校と3つあります。それぞれ特徴がありますので、各ご家庭の学校に求める主な目的と、住んでいる場所を考慮して選ぶとよいでしょう。
フランスの小学校選び
まず、お金が1番安いという意味での選択では、赴任先の会社がどこまで補助を出すかですが、例えば私が住んだフランスでは、現地校はフランス語になりますが、公立なら無料です。ちなみに私は私立の現地校を選択したので、全て自腹でした。
日本人学校は会社の補助が出るため結果的には無料ですが、フランスの場合は、バス費用等一部自己負担が生じていました。英語校であるインターナショナルは1番安い学校の費用しか出ない会社であったため、それ以上の金額の学校の場合、差額は自腹となっていました。
次に、何を目的に通わせるかという意味での選択では、現地語、英語、日本語力とどれを重視するかでかわってきます。なお、小学校の場合はその後努力をすれば日本に戻ってきてからも現地で習得した現地語や英語の維持が可能ですが、幼稚園児の場合は、せっかく得た現地語、英語は日本帰国後にすぐに忘れてしまうケースが多いのが現状です。
最後に、通学時間という意味での選択では、現地校の公立は当然自宅近くとなりますので、近いです。日本人学校は、フランスの場合は、スクールバスが出ておりましたが、バス停が限られますので、バス停から遠い地域だと通学が非常に大変になります。したがって、住む家によって、選ぶ学校もかわってきます。
フランスの小学校への入学申し込み
私の子供は私立の現地校に入れたのですが、こちらの学校は先着順での入学でした。従って赴任が決まってすぐに申込をしました。このように先着順で締め切ってしまうところもありますので、赴任が決まったら早めに検討に入ったほうが望ましいです。
また、フランスでは、小学校では、飛び級も落第もあります。申し込む際にどの学年に申し込むか、どの学年を許可されるかも確認が必要です。
フランスの小学校転校後
海外の学校に転校された後は、同じクラスのお友達やそのお母さん方と連絡を取り、仲良くなれれば、現地生活も楽しめると思います。海外は日本と違い積極性が求められますので、受け身にならず、楽しんでください。
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