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[海外赴任体験談]北京で実感した入居祝い文化の違い

chinese food
海外赴任(帯同)先国 中国
海外赴任(帯同)先都市 北京
海外赴任(帯同)時期 2013年4月から2015年3月
海外赴任(帯同)目的・理由 夫の建設現場の仕事で妻子で帯同
海外赴任(帯同)開始時点の年齢・性別 30歳・女性
海外赴任者との関係

海外赴任(帯同)で困ったこと

私の夫は建設の仕事で海外赴任が頻発にあり、中国の北京には妻子でついて行きました。日本で言うところの夫の会社の社宅に入寮してすぐのこと、右も左も経験不足の私たちの隣人が自宅のランチに招いてくれました。

待ち合わせ時間はなぜか10時、日本式に手土産の日本で購入したお菓子を持って隣人宅へと伺いました。ちょうど、隣人の主人が餃子を作っている最中でした。お邪魔してから我々もお手伝いを要請されたのです。中国では妻よりも夫が主体的に料理をする文化があるのかどうか知りませんが、隣人宅は旦那さんが餃子ずくりに精をだしていました。

餃子の皮は日本のスーパーで販売された薄皮とは別物で、粉から手ずくりした皮の分厚い焼き餃子に、蒸し餃子を20人前ほどもてなされました。会食の人数は、夫婦2組と子供3人という少数にも関わらず、一皿の大皿に約30個は盛られたでしょうか。そして、料理が出来上がると食事が開始され、気がつくと夕方までお酒のない会食が続きました。

夕方からは、餃子を肴にお酒も用意され宴会へと続きました。妻子は途中退場し、夫だけ残ることに。夫は夜間にラーメンを振る舞われてそのまま泊、翌朝ピータンを振る舞われたそうです。もったりとした食感の餃子だけで三食の主食になる文化です。ご飯を主食にする日本人にはそれだけで1日の食事を終えることは苦痛でした。

終始困惑していた我々、忘れかけた北京在住の記憶でも強く残っている出来事です。

海外赴任(帯同)予定者に伝えたいこと

我々が中国人夫婦の自宅に招かれてから知ったことは、中国人のおもてなしの会食は、何時から何時までと制限が設けられていない様子ということでした。

夕方にもなれば、途中で退場してもとくに嫌がられませんし、後片付けも強要されないのですが、お開きまでが異常に長く、会食の過ごし方も目的を抱いて参加しないと、ダラダラするだけで時間が経過していきます。後から思えば、入居祝いというよりも、中国独特のもてなされ方と捉えておいたほうが戸惑いも少ないかもしれません。

もしくは、ちょっとした異文化体験と認識するべきです。家族の者はお酒を飲んで徹夜した翌朝に、ピータン丸ごと食すというのはさすがに無理があったそうですが、口に合わないというのも貴重な経験だったそうです。

また、我々の手土産の返しという品が後日届きました。中国のお酒でしたが、品はどうあれ、「招いた者が招かれた者の土産物に対してのお返しをするという行為」日本でもあまり聞いたことがありません。自宅に招いた者のもてなしと、招かれた者の土産物は対価交換が成立していると考えられるからです。

それとも、招いた側の中国人夫婦は、我々夫婦との共同作業の宴会のように認識しているのでしょうか。我々の語学とコミュニケーションでは、ここまで確認することはできませんでしたが、中国人からのおもてなしには、異文化交流が体験したいとき以外はお断りするほうが得策かもしれません。とくにすでに経験済みの方は目的を持つことの意味がわかるかもしれません。

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