[海外赴任体験談]フィリピンのライフスタイルや注意点

海外赴任先国 | フィリピン |
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海外赴任先州/都市 | マカティ |
海外赴任時期 | 2014年から |
海外赴任開始時点の年齢・性別 | 27歳・女性 |
海外赴任者との関係 | 本人 |
私はフィリピンのマカティシティにある商社で働いていました。マカティは比較的金融関係や商社などの日系企業が多く進出していますので、日本人もそれなりにいます。
マカティには日本人専門のクリニックもありますし、隣にある図書スペースでは、帰国していった人たちが残していった日本の書籍やDVDなどをレンタルすることができます。
ですので、家族で住むのならマカティシティか、そこから小一時間ほど離れたポート・ボニファシオあたりが良いでしょう。マカティは特にフィリピンの富裕層が多いので、治安は警戒されています。
以前、マカティのグリーンベルトという大型ショッピングモールがテロにあったこともあるので、休日には特に人出が多いので、警戒されています。
あちこちでドーベルマンやシェパードなどの犬を連れたセキュリティガードの人が、ライフルを持ちながら警備しているので、最初はその姿に驚くかもしれません。ショッピングモールに入る際も、カバンの中をチェックされたりします。
そんなフィリピンのマカティですが、どんなライフスタイルなのでしょうか。
フィリピンで働く場合、大体の会社ではノーネクタイです。とても暑い気候なので、常にクールビズを導入している会社がほとんどでしょう。
そして、一風変わった習慣として、フィリピンの日系現地企業であっても、フィリピン人はおやつの時間を設けるということです。これはスペイン統治時代の名残で、ミリエンダと呼ばれています。
席から離れて30分近くコーヒーブレイクを楽しむこともあります。フィリピン人でも日系企業に勤めている方はとても勤勉で真面目な性格なので、あまりトラブルに発展することはないかと思います。
そして、気になる日本人同士の付き合いですが、日本人会などに入っておくと、万一のことがあっても相互扶助できるのでおすすめです。他業種交流会などが催されます。
日本人会だけでなく、年齢別や出身地別の交流会に参加しておくと良いでしょう。
日本人クリニックでも、対応しきれないという病気になった場合は、大体の場合マカティメディカルセンターなどへ送られます。比較的綺麗で、外国人の場合は一人部屋に案内されるので、落ち着いて治療に専念できますので、病気になった際も安心できます。ですが、やはり健康でいるためには、水は水道のものを飲まない、外で飲み物を注文する場合はボトルか缶の物を注文することが大切です。フィリピンで快適な労働環境を整えるためにも、健康に留意してください。
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