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カナダ生活で日本人が感じる「この出費が痛い」3選と節約対策!

家族そろって海外で生活するうえで、心配なのが毎月の出費。物価が高い国と言えば、北欧を中心とするヨーロッパがよくイメージされがちですが、実はカナダも多くの日本人が物価の高さを感じる国です。

「日本ではすごく安いのに!」というものが、カナダではとても高く販売されるケースがよくあります。そこで今回は、カナダで実際に生活してみて「ここが高い!」と感じるものについて詳しく説明していきます。

1.税金 - 住む州によっては高いと感じる税金

カナダの税金には、GST(Goods and Services Tax)という連邦消費税とPST(Provincial Sales Tax)という州税の2種類あります。まずGSTは、モノやサービスに課税されるものですが、野菜や果物、パン、穀物などといった食料品や農産物をはじめ、医療費や薬代、チャイルドケアなどのように非課税となるモノやサービスもあります。課税はカナダ国内一律5%(2017年現在、以下同様)です。

一方、PSTは州に払う税金のため、州によって税率や課税対象が異なります。例えばアルバータ州はPSTがかからないのに対し、マニトバ州は8%、ケベック州は9.975%となっています。また、オンタリオ州やノバスコシア州、プリンスエドワードアイランド州など5つの州はGST/PSTの区別をつけず、HST(Harmonized Sales Tax)を導入しています。

HSTの課税対象はGSTと同じで、オンタリオ州で13%、プリンスエドワードアイランド州で15%などとなっています。消費税が全国一律の日本で買い物するのと同じ感覚でカナダで買い物をすると、「思っていたよりも税金がかかっている!」などと驚くことが多いかもしれません。

州名 GST PST 合計
アルバータ州 5% 0% 5%
マニトバ州 5% 8% 13%
ケベック州 5% 9.975% 14.975%
オンタリオ州
ノバスコシア州
プリンスエドワードアイランド州
ニューブランズウィック州
ニューファンドランド・ラブラドール州
HST導入

2.チップ - 意外な出費!忘れはいけないチップ文化

カナダにも、外食(ファストフードを除く)やタクシー、ホテルなどを利用してサービスを受けたときに払うチップの文化があります。チップの相場としては、支払った料金の10~15%が適当とされていますが、サービスがとても良いところにはもう少し上乗せして支払ってもいいでしょう。

日本にはチップの文化がないので、特段いいサービスを受けていなくてもチップを支払う風潮があるのに違和感を感じる人もいるかもしれません。確かにチップは、お店や店員に感謝の意を示す心づけであって義務ではありませんが、カナダでは例えオーダーしたものと違う料理が届いたり、店員の接客があまりよくなかったりしても「チップを一切支払わない」というのはマナー違反です。そのため、家族全員で外食に行くときは、料理+税金+チップを払う必要があるため、一度の外食で100ドル近くになってしまうということも多く、日本で外食するよりも高く感じるようです。

3.食料品/日用品 - 日本では安いがカナダでは高額なもの

続いては、スーパーなどで買い物をする際に高いと感じるものについてです。別の記事「日本人がよく使う食材はカナダでゲットできる?」でもお伝えした肉類と魚介類を覗いた食料品では、卵(12個入りで6ドル近くするものも)やカルフォルニア米(6.8kgで約30ドル)、お菓子(ポテトチップス:約4~5ドル、チョコレート:約3~4ドル)などが高いと感じやすいです。ただし、生活に欠かせない食料品(お菓子類は除く)は税金がかからないうえに量が多いので、先述したもの以外は比較的割安に感じます。

日用品では、トイレットペーパーや箱ティッシュなどの紙類が特に高く、トイレットペーパーは12ロールで10ドル近く、箱ティッシュは6つパックで5~6ドルなどと、日本の倍近くか倍以上かかります。また、女性が欠かせない生理用ナプキンの値段も高く、夜用だと10ドル近くかかります。

節約対策

カナダでの生活を経済的に豊かにするために節約対策を紹介します。

毎週のセールと店舗間の値段を必ずチェック

これまで物価の高いものについてご紹介しましたが、一番重要なのはセール情報を毎週しっかり押さえておくということです。

日本でも安売りの日を狙って買い物に行くというのは節約の基本中の基本ですが、カナダでは値下げ額が日本より格段に大きいのです。例えば、8ドルのボディソープがセール時には半額以下の3ドルで販売されていたり、トマト缶を3個以上買えば1個無料だったり、などというセールも頻繁にあります。ちなみに、カナダのスーパーは安売りが日替わりでなく週替わり。そのため、広告の期間中にある特定の商品を買うためだけに何度も足を運ぶ必要がありません。

また、同じ商品がセールでないのにスーパー間で料金も大きく違うこともよくあります。ある店舗では6ドルだったマヨネーズが、翌日別のスーパーでは3ドルで売っていたなんてことも…。生活に慣れるまではどこで何を買うか把握するだけでも大変ですが、節約のためにはできるだけ早いうちに、よく使う商品の定価をスーパー間で比較して押さえておきましょう。

消耗品はDollar shopで調達

節約のポイントとして押さえておきたいのが、自宅近くのDollar shopを活用することです。Dollar shopとは日本で言う百円均一のようなお店。実際、売られている商品は2~3ドル以上することが多いのですが、それでもスーパーやドラッグストアで買うよりも格段に出費を抑えることができます。

カナダのDollar shopとして有名なのが、Dollarama(ダララマ)というお店。店内には、雑貨やインテリアをはじめ、食品、おもちゃ、収納グッズなど実に様々な商品が並びます。節約のために、スーパーなどに行く前には一度Dollar shopを覗いてみるようにしましょう。

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    今回は、ファストフード店をテーマにご説明できたらと思います。